新東名高速道路で、2024年度に自動運転車用レーンが誕生することになりました。
今回は現時点で分かっているその詳細をお伝えします。
場所は新東名の静岡の約100km
まずは自動運転車専用レーンが設置される場所ですが、新東名高速道路の駿河湾沼津SAから浜松SAの約100kmの区間で、国は深夜時間帯でこの区間での実証実験を検討しています。
走れるのは自動運転レベル4の車
走行するのは、自動運転レベル4を想定した大型トラックが実証実験で走る予定だそうです。
国が現在実用化を目指しているレベル4トラックは、2021年度に仕様の検討を開始。
翌年の2022年度には、テストコース内での走行や関東圏から中京圏の実際の高速道路で基礎データ収集のために手動運転を実施しています。
自動運転レベルとは!?
運転の自動化に伴うレベルは5段階に分かれています。
このうち今回実用化を目指しているレベル4は運転の主体がシステムとなり、ドライバーという概念がなくなる≒ドライバーレスということです。
今までの実証実験などを踏まえ今回は自動運転用レーンを使った実証実験となるようです。
政府も物流問題の解決に本気
2024年問題を皮切りに物流業界では様々な物流問題に直面することが予想され、その問題は日本経済に多大な影響を与えると予測されています。
だからこそ政府も本気で物流改革に取り組んでいくことが今回の実証実験からも分かります。