最近、ニュースを始めとした様々なメディアで
「深刻なドライバー不足」
と聞いたことはないでしょうか?
日本国内の貨物輸送の約50%がトラック輸送が担っており、その担い手であるドライバーは年々不足傾向にあります。
(「国土交通省:我が国の物流を取り巻く現状と取組状況」参照)
また、実は不足しているドライバーは皆さんが想像しているようなドライバーはもちろん、様々な業界・業種・企業で活躍しています。
そんな様々な業界を支えるドライバー不足の現在、ドライバー派遣を活用したり、活用を検討する企業が増えています。
今回はそもそもドライバー派遣とは?ドライバー派遣のメリットは?を企業目線でお伝えいたします。
ドライバー派遣とは!?
ドライバー派遣とは企業が派遣会社に依頼し、派遣会社に登録(もしくは雇用)されているドライバーを派遣してもらうことです。
派遣されたドライバーは派遣会社との間で雇用関係を結びながら派遣先企業の業務指示に従い依頼された業務に従事します。
企業と派遣会社で2ヶ月や6ヶ月などといった期間を決めて契約し、企業は派遣元企業にサービスの利用料金を支払い、派遣元の企業がドライバーに給与を支払うため派遣先は派遣されてきたドライバーに直接給料を支払うことはありません。
企業にとっては必要な資格などを保有した即戦力となるドライバーを確保でき、
- ・契約期間満了までは急に辞められる(人が足りない状況が起きる)こともない
- ・企業の繁忙期だけ派遣ドライバーを頼むこと
なども可能となります
ドライバー派遣は物流会社だけではない
ドライバーと聞くとイメージするのはトラックや配送などのドライバーを思い浮かべるかと思います。
もちろんドライバー派遣を利用される企業の多くは物流・倉庫・運送などの企業様ですが、最近では
- ・学習塾や保育園・介護施設の送迎ドライバー
- ・外回り営業スタッフ様運転代行
等、物流業界だけでなく様々な業種・企業様からのニーズは高まってきています。
企業様にとってドライバー派遣を活用するメリット
派遣ドライバーを企業が依頼することにはどんなメリットがあるのでしょうか?
実際にドライバー派遣を依頼している企業様の声から代表的な活用メリットをご紹介いたします。
- ・採用にかかる手間を削減できる
- ・採用にかかる費用を削減できる
- ・企業の繁閑に合わせて採用できる
- ・自社の社員をコア業務に集中させることができる
皆さんが自社内で求人ページを作る、求人広告を出稿するなどして採用活動を行うと、
採用までに多くの時間とコストがかかります。
(そのうえで、必ず応募が来るかというとそこは未知数になります。)
そのため人材不足な状態が長く続いてしまいます。
それによって今現在働いている従業員・スタッフの皆さんが疲弊してしまったり、せっかくの繁忙期を人手不足により予定した売上を見込めなかったなどの問題も起きてしまう可能性があります。
底をドライバー派遣を利用することで短期間で希望する要件(保有免許)を満たした人材を確保することができます。
また、契約期間などの諸条件をクリアすれば繁忙期のみ派遣を利用するなどすることで閑散期の人件費を削減するなども可能となります。
まとめ
様々な業界・企業において起きているドライバー不足の問題。
その解決の一助になりえるのがドライバーを派遣してくれるドライバー派遣会社の活用です。
ドライバー派遣サービスを利用することで自社内での採用活動に対して短期間で人材補確保できる可能性が高まります。
ドライバー派遣サービスを活用する前には、是非一度自社内で採用活動を行った際の広告費やかかる人件費、時間などのトータルのコストと比べてみることをお勧めします。